ZｕＢｏｌｌａ.メモキヤノンパージユニット・廃インクタンクの清掃・洗浄方法

キヤノンパージユニット・廃インクタンクの清掃・洗浄方法

（広告表示対策用記事です）

■ パージユニット・イメージ

・プリントヘッドをキャップ ⇒ プリントヘッドの乾燥防止
・プリントヘッドをキャップ＋ポンプで吸引 ⇒ インクの充填・気泡除去
・プリントヘッドをワイピング ⇒ プリントヘッド表面の掃除

見出し項目

■ パージユニットの簡単なクリーニング

■ エンコーダーフィルム・ほか掃除方法

■ パージユニットの構造

■ パージユニットの清掃・分解・洗浄

■ 廃インクタンク・吸収体・パッド

■ リセット方法

■ 分解・修理

パージユニットの簡単なクリーニング

■ パージユニットの掃除方法（よくわからんので引用です）

■ パージユニットとは？
プリンターカバーを開いて右下にある。
カートリッジの待機場所のようなもの。
パージという、ノズルから空気抜き動作をする。

要は、
・プリンターヘッドに蓋をして、インクが乾燥するのを防ぐ
・ヘッドクリーニング、リフレッシングのとき、インクをプリントヘッドから吸引したり吐出

■ パージユニットの掃除方法
1，プリンターカバーを開き、インクが交換位置まで出てきたら電源コードを抜く
　　電源コードを抜いておかないと一定時間で、右にカートリッジが移動してしまう
2，インクを手で左側に寄せる
3，懐中電灯で右の奥にあるパージユニットを照らす
4，隙間や表面を掃除する。ホコリやゴミや紙切れを掃除

インクを吸引するパージユニットはインクにまみれていることが多く、
こちらを長く放っておくとインクが固着し動作不良を起こすことがあります。

インクの排出口でインクが固まってしまって、廃インクが排出されなくなり、吸引できなくなります。また、吸引の切替バルブに異物が引っかかって密閉せず、エア漏れを起こして吸引しない事もあります。

パージユニットと言うのはキヤノンの独特の呼び方のはずで、平たく言えばポンプ、ヘッド面用のワイパー、ヘッドの乾燥を防止するためのキャップなどが一体になったユニットで、どこのメーカーでも似たような機構は持ち合わせているはずです。不具合の原因ですが、（パージユニットの不良だけなら）紙などの異物によるものが半分程度、残りが寿命（磨耗）とか、製造のバラツキによる不良と思われます。耐久の短い機械になってから、紙などがかみこんだときのダメージが大きくなっているようにも思えます。

パージユニットのトラブルで案外多いのは、紙片の巻き込みです。
詰まった紙がちぎれてパージユニットの付近にあって、動作を阻害してセンサの反応のタイミングをずらしてしまうわけです。
クリーニングなどで飛び散ったインクが内部にこびりついて動作不良を起こす場合もあります。

非純正インクを使っている場合、目詰まりが多いのかクリーニング回数は多くなっています。

クリーニングを行うポンプユニットが弱ってくると、吸引するインクの量が少なくなり、計算上の消費量よりも少ない量しか消費しなくなり、警告が出ているのにインクが残っているという現象が起こります。

パージユニットの動きをみる
IP4200のパージユニットと呼ばれるプリントヘッドの格納、クリーニング機構の動きを見てみる。
1. まず、これは、最初の状態。
分解している関係で、プリントヘッドが無いが、本来であれば、真ん中のスタンプ台のようなものの上にプリンタヘッドがある。正確には、プリンタヘッドがスタンプ台の上に位置しているじょうたいで、スタンプ台が上にせり上がり、プリンタヘッドに密着して乾燥を防いでいる。

2. これが、スクレイパー部分（インクの書取りヘラ部分）が動いてヘッドの中間あたりに来た状態。
3. スクレイパー部分が動く際には、スタンプ台部分が下に下がる動きをする。
4. これは、スクレイパー部分が完全に手前に来て、ヘッドを拭取った状態。
この写真では良くわからないけど、スクレイパーは、手前にある羽にスクレイパー部分をこすりつけてインクをこすり取るようになっている。

（簡単にまとめると）
1. インクを吐出し、
2. スタンプ台が下がり、スクレイパーが余分なインクをこそぎ取り、
3. スクレイパーに付着したインクをこそぎ取る。